昨年(2016年)1年間のテクノロジーの進化は、目を見張るものがありましたが、今年は昨年以上に、進化のスピードが上がってきます。

これから世の中は、オートメーション化・IoT化が一段と進んで行きますが、そうした社会システムの構築を担っている代表社の1つがAmazon です。

Amazon は現在、これまでのオンラインショッピングだけでなく、レジ無しのスーパー Amazon Go や本屋といったリアル店舗の出店や、ドローンでの宅配サービス開始など、新しい事業展開を進めていますが、中でも、Amazon の人工知能Alexa は、多くの他社製品に搭載され、今後IoT化のOS的な役割をするようになる可能性があるかもしれません。

毎年1月にラスベガスで行われる取引専門の家電見本市CES(Consumer Electronics Show)で、Ford を始め車、テレビ・洗濯機・冷蔵庫といった家電、子供のおもちゃ、スマホなど、およそ700のデバイスにAmazon Alexa が搭載されています。

こうしたIoT化された商品が市販されると、例えば私たちの生活は、リビングに居ながら室内のAlexa に「車にエンジンかけて暖めておいて」と言えば、自動でエンジンをかけエアコンの操作が出来たり、反対に車に乗りながら「洗剤を買っておいて」と言えば、Amazon から洗剤が届いたり、食材を注文したりすることが出来るわけです。
その仕組みのプラットフォームとなるのが、Alexa ということになるわけです。

またこうしてIoT化が進むと同時に重要になってくるのが、倉庫・搬送での効率化です。
Amazon は、20ヵ所あるフルフィルメントセンターにおいて、現在45,000台のロボットを稼働させていてます。
2014年には15,000台だったロボットが、2015年には30,000台、そして、2016年に45,000台と確実に増えており、この倉庫ロボットの導入により、1倉庫当たり前年比およそ24億円のコストカットに成功したとしています。(The Seattle Times)
まだ、ピッキングが人間の様にはできない部分もありますが、そこをクリアすれば、ほぼ無人のオートメーション化になるのも時間の問題です。

Amazon は、主軸のeコマースから始まり、実店舗やプライベートブランドと、ショッピングの全体を抑えてきました。そして今、人工知能と事業展開することで、ショッピングだけでなく、あらゆる業界を結び、世の中をIoT化へと導いています。
こうしたテクノロジーの発達により、新しい生活スタイル・環境が徐々に身近になってきました。
今現在、Amazon はgoogle やapple といった競合他社に比べ、一歩リードしたかのよう感じが受けますが、今後他社がどういった展開をしてくるのか非常に楽しみです。

さらに今年は、世界の政治的背景をみても、オランダの議会選挙を始め、フランスの大統領選、ドイツの連邦議会選とあります。新しい社会構造の構築は、テクノロジーだけ進歩しても成り立ちません。なので、各国・政治がどのような動きをするのか、その辺も注目していきたいと思います。

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