「個人と法人、どっちが信用ある?」と言われれば、世間的には「法人」と言われてきました。

また、「大企業と零細企業、どっちが信用ある?」と言われれば、大企業の方と言うのが、これまでの一般的な見方で、要するに、お金を沢山稼いでいるところ・持っているところが信用があったということです。

法人は、個人より信用性が高いため、個人がどんな人間であろうとも、「○○○会社のAさん」という見方をされ、○○○会社と言う看板(信用)で仕事が取れたり取引が出来たりということが、ごくごく当たり前の状況でした。

高度成長期の経済が上向いている時代は、それで問題はありませんでしたが、それが時代と共に景気が落ちてくると、今度は同業者との競争、社内での個の競争が激化してきます。

元々は、社会の為や人々の為に始まった商売も、いつしか利益追求のための「競争・生き残り」が目的のような経営に変わっていってしまいました。

そのためか、企業は、利益確保、地位・名誉の確保、既得権と、あらゆる理由から、粉飾決算やら産地偽装、過重・違法労働などが起こり、今となっては信用がガタガタ崩れ落ちてきました。

世の中が、オートメーション化へ進んで行くと、経営者は効率化や費用対効果を考え、あらゆるものをコンピュータやソフトに置き換え始めて行きます。

米国では、現在フリーランスの割合は、およそ35%。これが、2020年には50%になると言われています。

人は、増々組織から離れ「個」として活動するようになります。
そうすると、これからの社会では、「個」の信用が重要になります。

これまで、企業は自社の利益の為、平気でウソをついてきました。そして、そのウソがバレると、社内の誰かに責任を取らせて、会社は生き残る・信用を保つといったことが、多かれ少なかれあったわけです。

しかし、「個」の時代になると、個は簡単にはウソをつけません。
人は、信用があって、始めて人が集まりお金が集まるわけです。お金がなくても、信用があれば、後でお金がついてくるということです。
そこで、信用を無くすような行動をとるということは、ある意味死活問題につながります。
そう考えると、既に個の方が信用できる社会へと変わってきていて、間違いなく世の中は、組織から個へと向かっているのでしょう。

これから私たちに必要なことは、信用を積み重ねていく信用稼ぎです。
その信用の価値が、その人の評価になるのだと思います。

自分が何をして、どんな人達と交流し、どんなコミュニティを形成しているのか、そうしたことが、自分の信用に繋がっていくのではないでしょうか。
そして、ウソをつかないということ、それが何より1番の信用だと思います。

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