時代と共に、人間の仕事は大きく変わってきました。

大昔、殆どの人は、生きるために田畑を耕して生活してきました。
その時代は、機械なんてものはないから、当然全て人力と家畜で行っていたわけです。

それから、産業革命が起こると、それまで人と家畜が行っていた作業は、機械にとってかわり、物流・工場では生産性が上がり、どんどん社会は豊かになっていきす。
それに伴い、新しい分野(機械のオペレーション、修理、開発、スポーツ、芸術等)の仕事が生まれ、多くの人の仕事がシフトしていきました。
もちろん、勉強・教育の分野も変わりました。いわゆる社会構造の変化です。

テクノロジーの発達は進化を続け、ここに来て、また社会に大きな変化をもたらせようとしています。

経済は、物やサービスを作り、それを回すことで成り立っているわけですが、その大半が、今後機械化・IoT化・オートメーション化されていきます。
その昔、駅の改札口に切符を切る駅員がいましたが、今は自動改札機になっているように。

あらゆる分野で、安全で効率性が高く無駄のない、そして、わざわざ人の手を借りる必要がない社会構造がつくられ始めています。
その結果、人は仕事から解放されるわけですが、それは、これまで人間が、快適で便利で安全な暮らしを求めて、つくり続ける結果出来上がる社会の形なわけです。

私たちは今後、スパコン・ロボティクス・人工知能、次世代エネルギーといったテクノロジーを利用して生活をしていきます。そして、こういったテクノロジーが、巨額の富を国に与え、これからの社会を支えていきます。

イーロン・マスクを始め、マーク・ザッカーバーグも提唱しているベーシックインカム制度(BI)も、そのパイロットプログラムが、欧州を中心に始まっているのは周知のとおりです。
今後のテクノロジーの進化とBIによって、人の生き方がシフトしていきます。

自ら労働をしなくても生活していた、昔の貴族や資本家ではありませんが、労働から解放される今後の私たちは、生きるために何をするのか?
動物は生きるために、自ら狩りに行きます。人は生きるために何をするのか?

それは、まさに「やりたいことをする」という言葉に集約されるのではないのでしょうか。
労働から解放される社会になるというのは、望まない仕事をする必要がなく、それでも生活はしていけるということです。そうなると、いわゆる「仕事」という概念はなくなります。

「料理をする」「哲学を学ぶ」「物やサービスをつくる」「人助けをする」というのも、それは仕事という枠ではなく、自分がやりたいからするということになります。

そして、この「やりたいこと」に熱中し、人と共有したり、他人から共感されると、それに伴いお金もついてきて、それが「やりたいこと」であり、これまでで言うところの「仕事」というものになるのではないのでしょうか。

しかし、こうした新しい社会構造への流れの足を引っ張るものがあります。
それが、政治です。いわゆる規制というものです。

今や世界的には浸透したUberやAirbnbもまた、過去には各国の規制に悩まされてきました。
日本国においては、いまだにグレーゾーンでの扱いで、全てのサービスを受けることは出来ません。

こうした既得権や規制によって、イノベーションが起きづらい仕組みを変えるために立ち上がった人がいます。
それが、ピーター・ティールです。

ピーター・ティールは、昨年(2016年)行われた米国大統領選挙に突如現れ、トランプ氏の支持に回り、トランプ氏が大統領になるや否や、政権移行チームの1人に選ばれた人物です。

彼は、トランプ政権の政権移行チームにおいて、国家安全保障会議(NSC)の上級スタッフ、商務省・財務省の人事担当、トランプ政権のCTO(チーフ・テクノロジー・オフィサー)といったポジションに、自分の友人達(テクノロジー企業のCFOなど)を就任させました。

彼の目的は、シリコンバレーと政府との調和ではありません。
テクノロジーと科学を、政府から切り離すことです。

彼は、政治内部から規制を撤廃し、科学研究に予算をつけるといった、自らイノベーションを起こしやすい環境をつくろうとしているわけです。

今年(2017年)の初め、新しい社会構造はテクノロジーだけでなく、政治の動きが非常に重要であることをお伝えしましたが、こうした、今までとは違う政治内部からイノベーションを起こす動きが出てきました。

米国政府が、ピーター・ティールがイメージしているような形になっていくかは、まだ分かりませんが、新しい社会構造の方向に進んでいるのは間違いありません。

時代背景と共に、人間の仕事はシフトしてきました。
社会構造という大前提が変わると、以前の当たり前だった「仕事」は無くなり、全く新しいものが生まれます。
そして、過去にない程の大きな変化の波が、また近づいてきました。

時代の過渡期の今だからこそ、「自分はどう生きるのか?」を、未来を見据え考え、今を生きることが、必要なのだと思います。

 

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